日清 踊る極太麺スタミナ豚キムチスープ 豚ラ王キムチ 実食

今日はジワリジワリと各社がリリースしてくる<二郎系>のカップ麺です。
海外の人は<二郎?>なんだよ!それ? と云う反応でしょう。
そうですよねぇ~ いや実は日本には醤油・味噌・塩の他に、二郎というのがあるんですよ!と云っても、知らないよ!となるのは当然でして・・・笑
二郎というのは<ラーメン二郎>と云う店が始まりの、特異なラーメンなのです。
・麺が極太
・量が多い(本家系列では小サイズで麺量300gが基本)
・呪文がある(無い店も)ヤサイ・アブラ・カラメ・ニンニク(店によりマシマシがある)
・食べ残しなど以ての外
・チャーシューは豚という
まぁ~割と単純でしょう? 来日観光客で二郎を食べている人は、殆どいないのではないでしょうか?笑
三田本店を初めで暖簾分け店は東京神奈川を中心に展開、一部仙台と京都に開店下らしいけど・・・
インスパイア店は、二郎本店系とは何も関係は無いけど東京・神奈川・埼玉・千葉などに増え始めています。私は岩手県盛岡市でインスパイア系を確認して居ますが、正直ジャンキーなだけでボリュームなどは足下にも及ばず・・・
そんな二郎系ラーメンですが、日清からその名も<豚ラ王キムチ>と云う名で2020/8/31リリースされました。

ラ王特有の8角形の食べづらいカップで、目立つ真っ赤な色合い・・・辛いのか?
メーカーHPを見ると、日清史上最も太い麺らしいです。

カロリーは412kcal・・・え?たったそれだけか?
軽~く600kcalは超えるんじゃないのか??? 低い!低すぎるゾ!!

赤いカップから辛い?を連想させそうだが、辛さレベル2だと!じゃ~全然辛く無いじゃん!!ですね。
まぁ~この商品の注目点は、辛さでは無く如何に二郎に近づいているのか?でしょうしね!
開封すると・・・

小袋3つで、後入れ粉末スープと具に、何やらおどろおどろしい・・・豚キムチオイル
あえて朱色にしている処は、メーカーとしては辛いゾ!と主張しているのですね!
たかが知れてるけど・・・

麺は・・・ホー結構太いじゃない? 饂飩みたい・・
平打ちタイプだね!この方が芯まで茹であがりるからね!
先に入れるのは・・・

具! そう具だ!! 韮と白菜キムチに・・・四角いのは<豚>だ!
そうなんだよ~ 二郎インスパイアでは全体のキーを握っているのが<豚>
普通のラーメン屋でいう処のチャーシュー(大概丸くて薄い)だが、二郎系では豚という。
なぜ豚というかは、その圧倒的な存在感である!
肉厚は3cm程度/枚はあるので、チャーシューと云うより豚なのである。
早速熱湯を入れて、5分待つのだよ! ジャクソン! OK?

こんな感じです!
右にあるのは、野菜マシの代わりにと思い長葱です。笑
キムチが数片浮いてるけど・・・寂しいのは否めないねぇ~

最後に豚キムチオイルを入れて・・・
赤い液状のモノが出て来ました・・・辣油だね!
これで全体に馴染ませて完成です。

まぁ~何となく赤い色に染まってきたかなぁ~
まずはスープを飲むと、辛く無いじゃん!(思った通り)
脂感はありますねぇ~ 背脂が少しでもあるとBetterなんだけど・・・いわゆるアブラですね!
さて最大の注目点が、麺!
麺だよ!麺!! これが貧弱な麺なら・・・ふざけんなよ!と星一徹モードに入るけど。

二郎の麺は、ワッシワッシと噛むように食べる加水率低めの極太麺、だから重いのです!(腹に溜まる)
今回の麺は、確かに今までに無い程の太さです。(他社でも見ないね)

食べた感じでは、確かにモサモサとした食感・・・ワッシワッシと云った顎を使って噛むような程でもないかな~
これは乾麺を熱湯で元に戻す工程が影響しているのか・・・芯まで茹でられないと、固いだけの芯が残っては商品にはなら無いし・・・これが今後の課題でしょうか。


結果:商品名にも書かれている<キムチ>要らないんじゃ~ その代わり背脂と、麺をもう少し追い込んで完成度を二郎に近づければ・・・凄麺の製造技術ならば可能なのかなぁ~?

いやこの商品は、二郎系ではありませんから~とメーカーが云っても、そりゃ~ないでしょう!誰が見ても、見本というか目標にしているのは二郎であって、この商品はインスパイアでしょう。と云う事で、これからが期待できる<豚ラ王>でありました。

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