リンガーハット 栄枯盛衰・・・長崎ちゃんぽんに見る

 日本人なら多くの人が、長崎ちゃんぽんと云えばリンガーハットと応えるでしょう。

長崎ちゃんぽんを、全国区に押し上げたのがリンガーハットと云っても過言では無いでしょう。

海外の人向け説明:ちゃんぽんと云うのは、ラーメンとは違います。 ちゃんぽん専用の麺が有り(うどんより細く、蕎麦より太い)基本野菜など多数の具を、一緒くた=ちゃんぽん にした処が語源とか・・・(諸説有り)

ちゃんぽんは長崎だけでは無く、各地に点在して地元のちゃんぽんが存在しているが、長崎ちゃんぽんとは全く違う麺料理になっている。


そんなリンガーハットも過去に浮き沈みがあり、経営危機も幾度も・・・

マクドナルドや牛丼界の値上げ合戦が勃発したとき、ご多分に漏れずリンガーハットも値下げをして客足離れを止めようとしたけど、逆に経営が悪化して・・・

当時ちゃんぽん並盛500円だったか・・・

その後、経営は持ち直して今に至っている訳だが、2020年新型コロナの嵐が日本を襲い、外食産業がメタメタになり・・・

それまで<ちゃんぽん>1.5倍や2倍を同額でサービスしていたのを、2021年春先に終了した訳だ・・・ 小生も訪問すれば大概1.5倍を注文していたが、それが同額で無くなれば足が遠のいたのは、云うまでもない。

そこで2021年6月11~13日に、ちゃんぽんの1.5倍&2倍の同額サービスを復活させたので、行ってみました。


こちらが13日 日曜日のランチ ちゃんぽん1.5倍です。

久しぶりじゃ無いか! 辣油をたーっぷり掛けてます。

しかし何か以前とは違うような気がする・・・・ 

そう・・・具が違うゾ! いや同じ具なんだが、大きいカットになっている!


豚肉にしかり、キクラゲもそうだ!



インゲンだって・・・そう思う。

具を大ぶりにして、ちゃんぽんとしての質を上げた感じがします。

違うかも知れないけど・・・・ しかし1度付いたイメージと云うのがあるでしょう?

例えば、マックのハンバーガーが100円にしてから、ハンバーガーは税込110円以上では売れなくなってしまったこと・・・

だから今のマックは、○○バーガーとして付加価値を付けた品揃えで、利益を確保している。

つまりハンバーガーではなく、上位の別物バーガーなんだよね!

2020年11月4日の同じお店で、ちゃんぽん1.5倍

まぁ~リンガーハットには頑張って、もらいたいのだが1度付いたお値打ち感覚を排してしまったら、なかなか客足は戻ってこないだろう。

今は、鶏唐ブーム全盛だし消費者の選択肢は、お安くお腹一杯~へ向いているからね。


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